HubSpot CRMの評判・口コミは?料金・機能・無料版を徹底レビュー【2026年版】
「顧客情報がExcelの個人ファイルに散らばっていて、営業の進捗も担当者の頭の中にしかない」——多くの小規模事業者がCRM導入を検討するきっかけです。しかし「CRMは高機能だけど高そう」「うちの規模には大げさかも」と、導入をためらう方も少なくありません。
結論から言うと、HubSpot CRMは無料でも十分実用的に使え、Excel管理からの移行先として最も導入しやすいCRMの一つです。本記事では、SmallBizLogの評価基準(導入しやすさ・コスト・費用対効果・サポート体制・小規模事業者との相性)に沿ってレビューし、「無料版で十分か」「有料化するタイミングはいつか」を判断できるよう整理しました。
HubSpot CRMの総合評価【先に結論】

HubSpot CRM 総合評価
- 総合評価:4.6 / 5.0
- おすすめ度:★★★★★(Excel管理からの卒業を検討している会社に特におすすめ)
メリット
- 無料版でも顧客管理・営業パイプライン管理など、実務に使える機能が揃っている
- UIが分かりやすく、CRMを初めて使う担当者でも操作に迷いにくい
- AIアシスタントによりメール作成などの営業活動を効率化できる
デメリット
- 高度な自動化・分析機能は有料プランが必要
- Professional以上は費用が大きく上がり、オンボーディング費用も発生する
- 機能が多く、使いこなすまでに一定の学習期間が必要
向いている会社:営業案件を可視化したい会社・Excel管理を卒業したい会社・営業担当が複数いる会社・将来的にマーケティングも見据える会社
向いていない会社:顧客数が非常に少なく管理の必要性が薄い会社・営業活動をほとんど行わない会社・MA機能だけが欲しい会社
HubSpot CRMとは?

CRMとは
CRM(顧客関係管理)とは、顧客情報や商談の進捗を一元管理し、営業・マーケティング・カスタマーサポートの活動を効率化するためのシステムです。詳しくはCRMの必要性とメリット・デメリットを解説した記事をご覧ください。
HubSpot CRMの特徴
HubSpot CRMは、無料で始められる顧客管理システムとして世界的に広く使われています。顧客管理・営業パイプライン管理・メール管理・フォーム作成など、営業活動に必要な基本機能が無料プランに含まれているのが大きな特徴です。
無料版でできること
連絡先の管理(登録件数の上限あり)、案件のパイプライン管理、メール送信(月間の送信数に上限あり)、フォーム・ランディングページ作成、チャット、チケット管理など、小規模事業者が最初に必要とする機能の多くが無料で利用できます。
AI機能
HubSpotには「Breeze」と呼ばれるAIアシスタントが組み込まれており、メール文面の作成支援や、顧客情報の要約・提案などに活用できます。
他Hubとの関係
HubSpotはCRMを中心に、Marketing Hub(マーケティング)・Sales Hub(営業)・Service Hub(カスタマーサポート)・Content Hub・Operations Hubといった複数の製品(Hub)で構成されています。CRM自体は無料で利用でき、各Hubの機能を強化したい場合に、それぞれ個別のプランを契約する形になります。
HubSpot CRMの料金プラン
HubSpotの料金体系は、2026年に「シート課金制」へ整理されました。料金は2026年7月時点の目安です。Hub・プラン・契約時期によって金額が大きく変わるため、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。
| プラン | 対象 | 料金目安 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Free(CRM) | 個人・小規模事業者 | 無料 | 連絡先10,000件・月間メール1,000通まで、CRM・パイプライン管理・フォーム・チャット・チケット管理 |
| Starter | 小規模チーム | 1席あたり月$20前後(月払い) | マーケティングコンタクト1,000件込み、自動化・レポート機能の強化 |
| Professional | 成長中の企業 | Sales/Service:1席あたり月$100前後+オンボーディング費用 Marketing:月$800前後(3席込み)+オンボーディング費用 | 高度な自動化、営業予測、詳細なレポート・分析 |
| Enterprise | 大企業 | 要問い合わせ | 高度な権限管理、カスタムオブジェクト、大規模組織向けの管理機能 |
料金体系の変更にご注意ください。2026年の改定により、HubSpotの料金体系は「席(シート)単位の課金」へと整理されました。以前より価格構造が分かりやすくなった一方、Professional以上のプランでは初期のオンボーディング費用(Marketing Hub Professionalで$3,000前後など)が別途発生する場合があります。「無料で始めて、必要な機能が出てきたら有料化する」という順序で検討し、Professional以上を検討する段階では総額(月額+オンボーディング費用)を必ず確認してください。他社との費用面での比較は、CRMの料金比較記事も参考にしてください。
最新の料金はHubSpot公式料金ページでご確認ください。
HubSpot CRMの主な機能

顧客管理
顧客の連絡先情報、やり取りの履歴、商談状況などを一元管理できます。Excelで個別に管理していた顧客情報を、チームで共有できる状態にまとめられます。
営業パイプライン管理
商談の進捗状況を、カード形式のパイプラインで可視化できます。「どの案件が」「どの段階にあるか」が一目で分かり、案件の抜け漏れを防ぎやすくなります。
メール管理
顧客とのメールのやり取りをCRM上で記録・管理できます。担当者が変わっても、過去のやり取りをすぐに確認できます。
AIアシスタント
Breezeと呼ばれるAI機能により、メールの文面作成や、顧客情報をもとにした提案文の作成などを支援します。
タスク管理
フォローアップの電話・メールなど、営業活動に必要なタスクを設定・管理できます。
営業レポート
案件の成約率や営業活動の状況を、ダッシュボードで可視化できます。有料プランでは、より詳細な分析が可能になります。
ワークフロー自動化
特定の条件を満たした際に、自動でメールを送信したり、タスクを作成したりする自動化機能です。Starter以上のプランで本格的に活用できます。
Marketing Hubとの連携
CRMで管理している顧客情報を、Marketing Hub(メール配信・フォーム分析など)とシームレスに連携できます。将来的にマーケティング施策を強化したい場合、追加のシステム移行なしで拡張できるのが強みです。
HubSpot CRMを実際に使って感じたメリット

無料版でも十分使える
顧客管理・パイプライン管理・フォーム作成など、小規模事業者が最初に必要とする機能の多くが無料で使えます。まずはコストをかけずに始められるのが大きな安心材料です。
UIが分かりやすい
直感的な操作性で、CRMを初めて導入する担当者でも迷わず使い始められます。
営業状況を可視化できる
案件の進捗が一目で分かるようになり、「あの案件どうなったっけ」という確認の手間が減ります。
AIでメール作成を効率化できる
Breezeを活用することで、顧客への提案メールなどの文面作成にかかる時間を短縮できます。
将来的にMarketing Hubへ拡張しやすい
CRMで蓄積した顧客データをそのままマーケティング施策に活用でき、事業の成長に合わせて機能を拡張しやすい設計です。
HubSpot CRMのデメリット
高度な機能は有料
本格的な自動化やレポート機能を使うするには、Starter以上への移行が必要です。
Professional以上は費用が高め
Professionalプランでは月額料金に加え、オンボーディング費用が別途発生する場合があり、小規模事業者にとっては負担が大きく感じられることがあります。
機能が多く慣れるまで時間がかかる
CRM単体としてはシンプルですが、HubSpot全体としては機能・製品数が多いため、フル活用するには一定の学習期間が必要です。
小規模事業者には使わない機能もある
大企業向けの高度な権限管理やカスタムオブジェクトなど、事業規模によっては使わない機能も含まれています。まずは無料版・Starterプランの範囲で必要十分か見極めることをおすすめします。
HubSpot CRMが向いている会社

- 営業案件をExcelではなく、専用ツールで管理したい会社
- 営業担当が複数名おり、案件の進捗を共有したい会社
- 将来的にMA(マーケティングオートメーション)の導入も見据えている会社
- コストをかけずにCRM導入を試してみたい会社
HubSpot CRMが向いていない会社
- 顧客数が非常に少なく、Excelでの管理で困っていない会社
- 営業活動をほとんど行わない業態の会社
- 電話対応の自動化だけを求めている会社(電話AIおすすめ比較の記事で紹介しているような電話AI専用サービスの方が適します)
- CRM機能は不要で、MA機能だけが欲しい会社
HubSpot CRMとSalesforce・Zoho CRMを比較
HubSpot CRM導入を検討する際、多くの方が比較するのがSalesforceとZoho CRMです。主要な項目を比較しました。
| 比較項目 | HubSpot | Salesforce | Zoho |
|---|---|---|---|
| 導入しやすさ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 無料版 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 営業管理 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| AI機能 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 小規模企業向け | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
結論
小規模企業ならHubSpot CRM、中〜大規模企業ならSalesforceも比較対象になります。導入のしやすさと無料での実用性を重視するならHubSpot、大規模な営業組織での複雑なカスタマイズを重視するならSalesforceが向いています。コストや小規模向けのバランスを最優先したい場合は、Zoho CRMとの比較検討もおすすめです。より詳しく比較したい方は、HubSpotとZoho CRMの比較記事や、個別レビューのZoho CRMレビュー記事もあわせてご覧ください。
HubSpot CRMの導入方法
- 1無料アカウントを作成する
HubSpot公式サイトから、メールアドレスで無料アカウントを作成します。クレジットカード登録なしで、すぐに利用を開始できます。 - 2顧客情報を登録する
Excelなどで管理していた既存の顧客リストをインポートし、CRM上で一元管理できるようにします。 - 3パイプラインを作成する
自社の営業プロセスに合わせて、案件の進捗段階(パイプライン)を設定します。 - 4メールを接続する
普段使っているメールアドレスをHubSpotと接続し、顧客とのやり取りがCRM上に自動的に記録されるようにします。 - 5営業フローを設定する
タスクの自動作成や、フォローアップメールのテンプレートなど、日々の営業活動をスムーズにする設定を行います。
HubSpot CRMに関するよくある質問
まとめ
営業管理をExcelから卒業し、将来的にマーケティングや営業自動化まで見据えるなら、HubSpot CRMは有力な選択肢です。
- 無料版でも顧客管理・パイプライン管理など、実務に使える機能が揃っている
- UIが分かりやすく、CRMを初めて導入する会社でも扱いやすい
- Marketing Hubなど他の製品とシームレスに連携でき、事業の成長に合わせて拡張できる
一方で、Professional以上のプランは費用が大きく上がるため、まずは無料版・Starterプランの範囲で自社に必要な機能を見極めることをおすすめします。
HubSpot CRMを試してみたい方へ
Excel管理からの卒業を検討している方には、HubSpot CRMがおすすめです。まずは無料プランで、実際の使い勝手を確認してみてください。
※料金・プラン内容は変更される場合があります。契約前に必ず公式サイトをご確認ください。
他のCRMと迷っている方は、比較記事もあわせてご覧ください。
HubSpot vs Zoho CRM/
CRMおすすめ比較8選/
CRMは必要?導入メリット・デメリット/
CRMの料金比較
HubSpot CRMはCRMおすすめ比較8選やMAツールおすすめ比較8選からもおすすめされているツールです。あわせてAIを活用した業務効率化に向けて、ChatGPT TeamレビューやAI議事録ツールのFireflies.aiレビュー、Nottaレビュー、さらに問い合わせ対応などを自動化する電話AIおすすめ比較8選もご覧ください。
本記事の料金・プラン情報は2026年7月時点の公開情報をもとにしています。2026年の料金体系変更(シート課金制への移行)により、実際の価格・仕様は今後も変更される可能性がありますので、契約前に必ずHubSpot公式サイトでご確認ください。










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